慢性関節リウマチの診断基準 

リウマチは老人だけの病気ではありません。リウマチとは、筋、腱、靭帯、関節などの症状が出る病気の総称です。慢性関節リウマチは、その中で特に関節に慢性の炎症が生じ、関節に腫れや変形を起こしているものです。慢性関節リウマチの原因はよく分かっていませんが、免疫の異常が原因であることは分かっています。慢性 関節 リウマチは最初、発熱、倦怠感、体重減少、食欲不振、といった関節以外の症状がみられます。その後、朝の手足のこわばり、手指関節の炎症が現れ、それが、全身の関節痛の腫れやこわばり、しびれとなってきます。
関節痛は、たとえば、右手が痛くなると、左手も痛くなるという左右対称性が慢性関節リウマチの特徴的な症状の一つです。慢性 関節 リウマチがさらに進行するとに関節の変形も起こってきます。慢性 関節 リウマチの診断は難しく、一例として次のような慢性 関節 リウマチ診断基準で診断が下されます。@朝起きたときに関節のこわばりA全身の3つ以上の関節の腫れB手首や手指、または足首や足首の付け根の関節の腫れC左右の同じ関節の腫れ。

慢性関節リウマチの治療と薬

慢性関節リウマチの治療で大切なのは日常生活です。関節が痛いからといって関節を動かさないでいると関節が固まってしまい慢性 関節 リウマチは、かえって悪化してしまいます。適度な運動を毎日することを心がけましょう。ただ、発熱や関節の腫れ、痛みがある時には安静が必要です。こういう症状がある時は無理は禁物です。慢性関節リウマチ専門医の指導のもとでリハビリテーションを行うのが良いでしょう。また、日常生活では普段から体を冷やかさないように気をつけることも必要です。冬場だけでなく、夏場のクーラーの使い過ぎにも気をつけましょう。
慢性関節リウマチの痛みがひどいときには非ステロイド系抗炎症薬が処方されます。また、免疫の異常を抑えるために抗リウマチ薬や免疫抑制薬が使用されることもあります。場合によってはステロイド薬も使用されます。
慢性関節リウマチ症状の改善がみられない場合には手術をすることになります。最終手段で効果も大きいですが、年齢、体力も考慮して手術を選択するかが決められます。メリットとデメリットを十分理解したうえで慢性関節リウマチの手術をするかを決定する必要があります。

慢性関節リウマチの検査

慢性 関節 リウマチを診断するにはX線検査、血液検査、関節液の検査、尿検査の結果を総合的判定します。(赤沈による炎症反応、リウマチ因子、免疫複合体、抗核抗体、などの免疫学的検査、血清たんぱく、
GOP、GPT、血清クレアチニンなどの生化学的検査など)特に、慢性関節リウマチの場合は関節液の検査が重要です。
慢性関節リウマチは診断が難しい病気ですからリウマチ専門医に診てもらうことが必要です。診療科としては「リウマチ科」「膠原病科」ですが、「内科」「整形外科」でも慢性関節リウマチの専門医がいる場合もあります。専門医が見つからない場合は、まずかかりつけの医師に相談し、慢性関節リウマチの専門医に紹介状を書いてもらうと良いでしょう。日本リウマチ学会が認定する「リウマチ認定医」や日本リウマチ財団の「リウマチ登録医」が安心です。慢性関節リウマチに限ったことではありませんが、なるべく早期に発見治療することが重要です。

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